甲虫雑感録60 


昼休みのチョッとした時間を利用た素人甲虫探し出す記です。いつもおなじ
フィールドだと、いづれネタ切れの不安もあるが、なぜか途切れることなく継続
している。次々と現れる新甲虫の不思議。大自然の深さと神秘、恵みに感謝。



オオカメノキ  07/05/08
今日は山のオオカメノキの花をチェックした。ケシキスイ類が圧倒的に多いが、限られた時間なので特に未掲載種を探す。 中央の甲虫 はクロアオケシジョウカイか?。
不明種  07/05/08
体長6ミリ。上のジョウカイモドキと異なり上翅が毛に覆われていないが、同じ科だろうか?。
ヒメツヤハムシ?  07/05/08
標本として確保したので、あとでドウガネツヤハムシと比較してみよう。
トビハムシの一種  07/05/08
中米にいるプラチナコガネを連想させる鏡面仕上げの金属メタリックがまぶしい。
アカアシオオメハネカクシ  07/05/07
結構金属メタリックが渋い。
チャバラマメゾウムシ1  07/05/07
このマメゾウムシのホストはクズである。「葛」は種子を利用しないため他のマメゾウムシと異なり害虫扱いされることもないのだろう。
 
正面像は捕らえて撮影。
クロフナガタハナノミ  07/05/07
体長4ミリ弱。今の時期、セリ科の花に普通に見られるが、なぜか図鑑には載っていなかった。ハナノミダマシ科の一種らしいと判るまでけっこう時間がかかった。昨年の不明種扱いのひとつも同種だと思う。
ヒゲブトヒラタケシキスイ?  07/05/04
触角の末端節が肥大している。ただ、図鑑には体長が2.8〜3.5ミリとあるが5ミリ近くあったような・・・。
マルモンタマゾウムシ  07/05/04
灰色の体色と肥大した上翅は蜘蛛の腹部に見える。会合部にまたがるひとつの黒い斑紋が特徴だが、よく見ると尻部にもうひとつ小さい黒斑がある。
ハネカクシ...  07/05/04
雑草の葉上に5ミリほどのハネカクシが静止している。
カシルリオトシブミ  07/05/04
食しているのはヤナギの若葉。
ハナムグリハネカクシの一種(1)  07/05/02
山に接するイナバ?の物置に小さな甲虫が数頭ついているのが見える。ルーペで拡大するとどうもハナムグリハネカクシみたいだ。一応撮っとくかと3カットだけ画像確保。すべて同種だと思っていたが後でみるとそれぞれ別種にも見える。
ハナムグリハネカクシの一種(2)  07/05/02
淡いベージュ色のイナバ?の物置は2〜3ミリの微小甲虫に判別しやすい。フラットな淡色にゴマ様甲虫はよく目立つ。
ハナムグリハネカクシの一種(3)  07/05/02
訪花中のハナムグリハネカクシは頭部を花粉に突っ込んでいたり、激しく動き回り撮影しにくい対象だが、このイナバ?の物置の場合は静止しており、労せず撮影完了した。
トビハムシの一種  07/05/02
雑草にいた真っ黒のトビハムシ。体長1.5ミリほど。
ヒラタケシキスイの一種  07/05/01
今の時期、フキノトウなどでよく見る黒系チビケシキスイかと思ったがよく見ると平たい。
ベニモンオオキノコ  07/05/01
5ミリもある巨大なオオキノコ。光学系は虫の目レンズではなくフィットのドアスコープ。バックは勤務施設の南壁面。
キクイムシの一種  07/05/01
キクイムシの側面像。
ナガヒョウホンムシ  07/04/25
前胸に1対の隆起が特徴。
ウスチャジョウカイ  07/04/24
施設の外壁に20個体も張り付いていたが、なぜか黒色個体は見られない。
ヒレルチビシデムシ?  07/04/24
山にある側溝の落ち葉の下から発見。チビシデムシは種が多く絞りきれない。
アカボシテントウ  07/04/24
6〜8ミリ。ブナ科の植物につくタマカイガラムシ類を食べる。
オオヒラタガムシ  07/04/24
山にある側溝の落ち葉の下から発見。キベリヒラタガムシとどちらか迷ったが約6.5ミリの体長からこの種とした。
ハネカクシ  07/04/23
体長約5ミリ。地面に埋もれた朽ち木の皮をはがすと羽がこげ茶のハネカクシが現れる。ホソチャバネコガラシハネカクシ、シャープホソコガラシハネカクシ、コゲチャホソコガラシハネカクシ、キヌコガシラハネカクシ、など候補がいくらでも浮かび決められない。このクラスのハネカクシは種数が多いだけでなく、名前のまだない種も多そうである。
トビハムシの一種  07/04/23
ある雑草にポツポツ食痕がみられたので慎重にその食主を探した。体長1.5ミリほどのトビハムシを見つけたが雑草の名が不明なため、正確な種名には結びつかなかった。でも花が咲き雑草名が判別できたら分かるかも。
茶系コミズギワゴミムシ  07/04/20
体長3ミリ。落ち葉の下から現れる。ウスオビコミズギワゴミムシあたりと思ったが、上翅を横断する帯がない。
アカバナガハネカクシ  07/04/20
花壇の縁を歩いていた。体長9ミリ。上翅がわりと小さいので後翅は退化の種かな〜と思っていると、するするほぼ腹端近くまで伸びた。3段の折り傘どころではない5段くらいか・・・ハネの究極の進化をみる。 頭部は大型点刻を装い、首の幅は頭幅の1/3以上(太い?)。
 
ニッコウミズギワゴミムシ  07/04/19
体長4ミリ。上翅の2〜7線条は後半で消失する。
マルクビツチハンミョウ  07/04/19
腹部が膨れていないので雄か。この種とミヤマツチハンミョウは♂♀ともおなじ数珠状の触角を持つので性別の判断には使えない。
コキノコムシの一種  07/04/18
施設の白い外壁をチェックする。体長2.5ミリ。
マツキボシゾウムシ大量発生?  07/04/18
一箇所に大量にかたまっていたわけではない。施設の白い外壁をチェックするとトータルで10頭ほど見られた。昨年裏山のアカマツを結構伐採したのでその影響だろうか。


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