コールタール湿原
08/05/15 施設から西へ徒歩5分の近場にある湿地帯。ぬかるみを渡るため、かつて使われていた木製電柱をワタシ橋として利用している。廃物木製電柱にはもともと腐敗防止としてコールタールがべっとり塗られており、ここを通るたびその臭いがするのが名前の由来。以前紹介したオオルリハムシが生息している。 |
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スゲハムシ
08/05/15 ネット検索にてスゲハムシのさまざまな色を持つ特徴の中に”緑”の文字を見つける。 この湿地帯にはピンク、青、金、それぞれの色の金属光沢を持つスゲハムシが多数生息しているが、緑は見たことがない・・・存在するのだろうか。ただ、ヒントとなる面白い色彩を持つスゲハムシを記載したことはある。 |
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セダカカクムネトビハムシ?
08/05/15 体長約3ミリ。「逃げる」ための跳ねに特化した後脚は、歩行時は浮かせて邪魔な存在だ。ここまで強力なジャンプ機能をもつとスッと視界から消える感じ。この後〆(しめ)て複眼の直後にあるという溝を確認しようかと思ったとたん瞬間移動で逃げられてしまった。 |
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ヒメケブカチョッキリ(♀)
08/05/13 体長約4ミリ。図鑑での形はツツムネチョッキリだが決め手は「毛」。図鑑の個体は(♂)ということでなんとなく納得。 |
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クロオビセマルヒラタムシ
08/05/13 体長約3ミリ。ビーティングでよく落ちてくる甲虫。ミツモンセマルヒラタムシとともに季節に関係なくよく採れる。斑紋の変異は多いが、前胸が濃いのは初? |
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トゲヒゲトラカミキリ
08/05/13 トゲヒゲの由来は触角第3、4節端に短い棘(とげ)を持つからだという。(注:別にトゲが写っているわけではない) |
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ブナの巨木
08/05/12 ブナとミズナラの混在する森がすぐそこに存在するが、今は土砂崩れで通行止め。しかたなく幣かけの滝で車を降り、階段のぼりでなんとかブナの巨木のところまでたどり着く。普段なら5分のところを20分もかけてしまった。 |
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コホソクビゴミムシ
08/05/12 体長9ミリ。保育社の図鑑ではオサムシ科ではなくクビボソゴミムシ科に分離されるほど特異なゴミムシ。ミイデラゴミムシと同様、手を触れると破裂音とともに白煙のガスを発射するという。ケースに入れるとき指でいじったり、顔を近づけてじっくり見たりしたよなぁ。危なかった?。 |
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キイロツヤシデムシモドキ
08/05/12 体長約5ミリ。沢沿いの木の葉を叩くとたくさん落ちてくる。黒っぽい個体からアメ色まで違う甲虫だと思ってたくさん採ってしまった。 |
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クロツヤシデムシ
08/05/12 体長約6ミリ。ブナとミズナラの混在する森。日当たりのよい沢沿いの大きな石に乗っている落ち葉を払いのけるとあわてて逃げる甲虫がいた。 |
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ヒメカクムネベニボタル
08/05/09 ベニボタル系は前胸を拡大し図鑑と照らし合わせるまで既記載か未採集種か分からない・・・。 |
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ミドリオオキスイ
08/05/09 体長8〜9ミリ。なんかの花を叩いたら落ちてきた。ヨツボシオオキスイ(04/06/11)との違いは前胸に縦の隆起が無いことでわかる。 |
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チビマルハナノミ属
08/05/09 体長3ミリ。いつも頭部は前胸下に隠れている。シルエットからはヌマチビマルハナノミやイシハラチビマルハナノミが考えられるが色彩や長毛の位置など違うようだ。 |
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ファウストハマキチョッキリ
08/05/08 集客力(昆虫)において人為的に植えられた花はどうしても自然に咲いているものには敵わないと思っていたが、今日のナナカマドは山のガマズミにあきらかに勝っていた。昆虫たちの騒々しさに我を忘れ、しばらく魅入ってしまった。さて、このチョッキリがナナカマドの葉を巻いていたわけではなく、ただ小枝で休んでいただけだが、オオセンチコガネに匹敵する強烈な光沢はとにかく目立つ。 |
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キベリチビケシキスイ
08/05/08 ナナカマドの花にもぐりこんでいた体長3ミリほどの黒いケシキスイ。前胸側は赤褐色で縁取られ、 背面の黒もよく見ると青藍色の金属光沢をわずかに含む。 |
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ハネビロアカコメツキ
08/05/08 草むらはアカハネムシであふれ(←オーバーだが20匹程度目にした)ている。そんななかアカハネムシの赤とは異なる鮮やかな赤色のコメツキを見つける。 |
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樹液
08/05/07 クロムネキカワヒラタムシ(04/21)で紹介した大木の切り株だが、その後樹液が発酵してすごい臭いを発している。たとえれば残飯とヨーグルトを混ぜてビニール袋にいれ2日間ほど発酵させた臭いか。 |
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ヒラタケシキスイの一種
08/05/07 すごい臭いの樹液に未掲載の甲虫を探す。見たことのない黒く長いケシキスイだ。体長約4ミリ。 |
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アカハラケシキスイ
08/05/01 連休の前、樹液を出している切り株にこの種が数頭見られた。一応ケースに取り1カット撮影したがコヨツボシケシキスイの紋様変化と捉え気にもとめなかった。その後。上のケシキスイの種名を探しているとき気が付く。樹液がすごい臭いを発するようになってからは見られないので貴重な1枚だった。名前の由来 |
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モモブトカミキリモドキ
08/05/04 タンポポなどにどこにでもいる珍しくもない甲虫だが、よく観るとこれが金属光沢をまとい、なんとも美しい。 |
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土砂崩れ防止工事
08/05/02 東屋パルテノン付近の森との境界面がなにやら騒々しい。最近施設の外壁につく甲虫が異常に多いのはこのせいかもしれない。 |
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ジュウシホシクビナガハムシ
08/05/02 体長約7ミリ。これだけ大きい目立つ水玉模様甲虫が初採集とは貴重種なのか?。一方、アスパラの害虫としてアスパラハムシの別名を持ち栽培農家には憎まれる対象でもある。 |
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アオバネサルゾウムシ
08/05/02 体長2.5ミリ。瑠璃色でもなければたぶんパスだったろう。この属は未記載も相当存在するだけあって独特の特徴がなければ種名も判明しない。 |
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体長約5ミリ。 |
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ネジロカミキリ
08/05/01 体長約9ミリ。施設外壁パトロールにて、なんだナカジロサビ・・・でもなんか違うなぁ・・あとで調べよっと。タラノキに付くというが見たことないぞ。 |
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マルクビツチハンミョウ
08/05/01 施設正面玄関にて。毎年早春の時期に現われる。いつもの青藍色と違い、少し緑がかった色をしている。 |
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チャバネキノコハネカクシ
08/04/30 体長約7ミリ。触角の先端が白く輝く。 |
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ドウガネツヤマルトゲムシ大量発生?
08/04/30 体長約3ミリ。実はかき集めただけで別に大量発生ではないのだが、施設外壁の一部だけにみられ、そして翌日にはまったくいなくなった。 |
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ドウガネツヤマルトゲムシ
08/04/30 。 |
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オオベニホソヒラタコメツキ
08/04/30 体長約9ミリ。施設外壁にて。 |
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アカホソアリモドキ(♂)
08/04/29 体長2.5ミリ「!!!なんじゃこりゃぁ」上翅に対の凹みがあり、そのなかにダニみたいなのがくっついている。ダニがこの空間を作ったのか?・・・・・いえ、こういう「彫りこみ」自体がこのアリモドキの特徴となっているわけで、なんのため?不思議だ。 |
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コクロマルハナノミ
08/04/29 体長約4ミリ、不明種として毎年登場する甲虫。黒一色だと思っていた前胸もよくみると前横側が黄褐色で縁取られることからこの種名が浮かんだ。ゴミムシみたいにいつまでも止まらないエネルギッシュな走りは肉食系か? |
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ドロハマキチョッキリ
08/04/29 葉上ルッキングではまったくみられない甲虫も、叩くと結構出てくる。最近メタリックカラーが登場しないが黒っぽい甲虫たちに混ぜるとスゲー新鮮にみえる。 |
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イチゴハナゾウムシ
08/04/29 体長約3ミリとすごく小さいがこの種を特定できるはっきりした斑紋を持つ。 |
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マダラカミキリモドキ(♂)
08/04/28 今日の最高温度は10℃に届かないほど低かったので、たぶん昨日飛来した個体と思われる。 過去に撮影した(♀)との違いは一目瞭然、後腿節の太さである。 |
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クロヒラタシデムシ
08/04/25 横たわる朽木の中をチョッと覗いてみると「ガサゴソ・・・」ゴミムシかオサムシかとにかく大きく黒い甲虫が一瞬見えた。慎重にあとを追いなんとか捕獲に成功。オオヒラタシデムシとは異なる強い光沢。宮城県レッドリスト(絶滅危惧U類)と北海道における普通種扱いのギャップに岩手の立場は微妙だが、おいらの評価は最高級の☆☆☆じゃ。顔 |
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フタホシヒメハナムシ
08/04/25 晴れてはいるものの、13℃と気温が低く施設外壁には甲虫がまったく見られない。甲虫出現には温度の閾(しきい)が存在することを痛感する。で、仕方が無いので山に入り、咲き出したオオカメノキの花を狙うことにする。100くらいの花を叩き、無数のキスイモドキや黒いチビケシキスイに混じりそれらと明らかに動きの異なる甲虫を見出した。体長1.8ミリ |
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オオカメノキの花
08/04/23 今日は仕事が忙しく昼休みが30分しか取れなかったが、飯をパスして山に入った。オオカメノキはノリウツギにそっくりの花で、結構訪花甲虫が望める。キスイモドキがとても多く、どの花にも3〜4頭付いていたが他の甲虫種は時期がまだ早いのかあまり見られない。僅かに青いジョウカイモドキやクロチビハナケシキスイがいる。 |
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カバノキハムシ
08/04/23 職場に帰ってから服に付いていた甲虫。このハムシは色彩の変化が大きいといわれるが、透明の上翅とはスゴイ。 |
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コクロコメツキダマシ
08/04/22 保育社甲V種名検索表の手順でいけば「コクロコメツキダマシ」となるが、♀なのか図鑑画像とは触角の長さが異なるようだ。 触角末端3節が圧迫肥大 する特徴などからクロコメツキダマシ属?に違いないとは思うのだが・・・。 |
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カタビロハムシ
08/04/22 なぜかネットでは画像が極端に少ないハムシだ・・・が、まてよ確か過去に一度紹介しているハズ。あっ!「ハバビロハムシ」と誤記載していた。スミマセン、後で修正しておきます。国産にも外国産モモブトハムシみたいに後腿節のモモブトと後脛節の曲がりがスゴイやつが存在した。 |