廃校
10/05/03 車で30分ほど、盛岡郊外のある廃校に来ている。部落の集会場の札が掛けられてあるが、錆びたブランコとかの遊具がかつての小学校分校?を意味している。ん?部落?そういえば付近に民家がまったくないのが不思議だ。 |
|
ズマルハネカクシ
10/05/03 体長12ミリ。校舎を一周しているとき、切り株に生えたカワラタケに「未採集オオキノコでもいないかな?」と捲ってみた。その時、全身ほぼ黒に尻が鮮やかな赤なハネカクシが飛び出した。瞬間「毒」を直感する。これほど毒々しいハネカクシは見たことがない。 |
|
ヒゲナガホソクチゾウムシ
10/05/03 ホソクチゾウムシ科。一般的に♀の方が長い吻を持つ。産卵孔を掘るために特殊化したことを考えると理解できる。 |
|
ヒメギフチョウとムネアカチビケシキスイ
10/05/03 また出会ったヒメギフチョウ。今日は道路脇のフキノトウの花を集中的に攻めたが、なぜか単一のケシキスイしかいなかった。 |
|
雫石川
10/05/02 久しぶりの快晴となったが肌寒く、ムシが飛び交う状況には程遠い。仕方なく若葉の出始めたヤナギを叩くが下の3種のゾウムシだけが延々と落ちる。 |
|
ヤナギイネゾウモドキ
10/05/02 体長4〜5ミリとこれらの中では大きい。 |
|
ケナガイネゾウモドキ?
10/05/02 ヤナギイネゾウモドキに似ているんだけど上翅外縁が薄く、2色に見える。 |
|
●チビデオゾウムシ(1)
10/05/02 体長2.5ミリと最も小さいが、静止することなく何時も走り回っている。 |
|
●チビデオゾウムシ(2)
10/05/02 もちろん肉眼では確認不可能だが「デオ」という名前が示す通り、拡大するとわずかに尻がはみ出している。 |
|
●チビデオゾウムシ(3)
10/05/02 上翅の色変わりも様々あるようです。 |
|
クロズシリホソハネカクシ
10/05/02 寒いせいだろうか、成果がしょぼいので石起こしをしてみる。体長3ミリだが黒い土の上ではよく目立つ。 |
|
アシブトゾウムシ
10/05/02 体長2.8ミリ。帰りに立ち寄った御所湖広域公園。桜に混じりコブシも何本かみえる。手の届く範囲で花の中をのぞいてみるが甲虫はあまり見られない。花の内部黄緑色の剣山みたいなのを掻き分けると黒い甲虫がしがみついている。 |
|
北上川
10/04/29 寒いし、おまけに雨も降ってきたがチョッと川原に寄って見る。 |
|
●クロチビオオキノコ
10/04/29 ヤナギの切り株に厚めのカワラタケが水分を吸って更に膨らんでいる。裏にいた黒いオオキノコ。少しでも大きく見えるとクロチビ以外の種じゃないかと期待してしまう。 |
|
ネジロカミキリ
10/04/28 勤務施設の外壁に張り付いていたカミキリ。昨年の個体と並べ比較すると肩の張り出しが違うことに気が付いた。張り出しが派手なほうが♂なのか?あるいは両方♂で個体差なのか? |
|
ネジロカミキリ(比較用)
08/05/01だからちょうど2年前、同じ施設外壁に現われた個体だが比較用として再登場。 |
|
煙山ダム
10/04/27 治山ダムとか溜め池が主の発電以外の多目的ダム。水ぬるむ春は水辺からということで新緑を期待したがスカ(ハズレ)。寒い。風を避け、いまはなき漕艇場の水面に降りる階段に積もった落ち葉を払ってみた。 |
|
チビクビボソハネカクシ
10/04/27 体長3.0ミリ。こんなちっちぇハネカクシなんて図鑑に載ってねえよな。このサイズだと名前の付いていないヤツがいくらでも・・・と思ったら意外にも載っていた。特徴はクビボソと前胸基部にある短い隆起線の両脇にある陥凹。 |
|
●コケムシ科の一種
10/04/27 体長1.5ミリ。なんでコケムシと名づけたのか・・・体の一部に微毛が密集し、まるで苔(コケ)が生えたみたいに見えるからだと直感する。モクズガニ様?ところでコケムシ科はハネカクシ科に編入されたとの情報をどこかで聞いたような気もするが、一応「科」扱いとしときます。 |
|
マルクビツチハンミョウ♂
10/04/26 通常ツチハンミョウ類は♂の触角の6〜7節辺りが肥大変形するが、このマルクビツチハンミョウは♀と同じ変形しない触角をしている。今日は都合よく♂♀採れたし比較してみようかな。 |
|
マルクビツチハンミョウ♂?
10/04/26 膨れた腹部からはじめ♀だと思い「どこかに差異があるはず」と必死に探したがよく分からなかった。図鑑に前胸の形が♂は横長の楕円、♀は四角形との解説があり、♂の可能性もでてきた。 |
|
マルクビツチハンミョウ♀
過去の画像(08/05/01)に四角形の前胸を持つ個体があった。これが本当の♀なんだろうな。 |
|
ハネグロツヤゴモクムシ?
10/04/26 体長6.5ミリ。図鑑では「上翅の虹光沢が強く、本属中で最も美しく、近似種も無い。」とあるがいくら眺めても虹光沢があるとは思えない。違うか? |
|
●ムネアカチビケシキスイ
10/04/26 フキノトウの花に潜っている代表だ。 |
|
●黒いケシキスイ
10/04/26 上のムネアカチビケシキスイと一緒にいた。体長は少し小さめ。拡大して見ると金属光沢を有するようだ。 |
|
ヒメギフチョウ
10/04/26 初、月刊むしでは特集号が4号まで発行されて・・・蝶の中でもなんでこれほど注目されるのかイマイチよく分からない。県内では旧沢内村が安定的な産地で超有名のようだが、ここも隣接する市町村にあたるので、点在する産地のひとつなのかな。 |
|
竜川
10/04/24 これまで雫石川だと思っていたが葛根田川との合流地点より上流は名称が変わるそうだ。気温は5℃。新芽も赤く、緑色は笹薮だ。春はまだまだ先のようだが、すごすご帰るわけにはいかない。ここは川原の石お起こしで別の成果を狙うか。 |
|
カワチゴミムシ
10/04/24 体長12ミリ。脚の黄色いゴミムシはわりと少数派で、絞りやすい優れた特徴でもある。キアシヌレチゴミムシと本種が最終選考候補に残った。共に水辺に深い関わりがある。 |
|
キアシヒラタヒサゴコメツキ♂
10/04/24 ヒラタヒサゴコメツキ♂との違いは立派な後翅があり飛べることだそうだ。川原の石越しで得られた。 |
|
キアシヒラタヒサゴコメツキ♀
10/04/24 ♂♀の違いは触角の長さに表われ、前胸後角を超えるかどうか、こうして並べると分かりやすい。ヒラタヒサゴコメツキよりも清流なところで得られるという。 |
|
メダカハネカクシの一種
10/04/24 川原の石起こしで得られたのか、石起こしの際、横を歩いていたのを捕らえたのかよく覚えていないが、砂地だった。 |