甲虫雑感録101版 


昼休みのチョッとした時間を利用た素人甲虫探し出す記です。いつもおなじ
フィールドだと、いづれネタ切れの不安もあるが、なぜか途切れることなく継続
している。次々と現れる新甲虫の不思議。大自然の深さと神秘、恵みに感謝。



ノリウツギ  10/08/01
タカハシトゲゾウムシ  10/08/01
サクラ類で採集されるという。独特のフォルムに近似種はいないが、スネケブカヒロコバネカミキリに雰囲気が似ているなと思う。
凶器  10/08/01
後腿節端の膨らみをつぶさに観察すると、脛節との噛み合わせ具合が、ギロチンあるいはカニのハサミを連想させる恐ろしい凶器ではないかと。
セアカホソクチゾウムシ  10/08/01
体長3.0ミリ。保育社の図鑑が発行された1984年当時はまだ食相が判明していなかったが、現在はミネザクラ、オオヤマザクラ、ウワムズザクラ、ナナカマド、タカネナナカマドなどと解明されている。
アカオビニセハナノミ  10/08/01
体長3.7ミリ。上翅中央やや上の赤帯両脇に遊離した小黒紋を有す。
ヒロアシタマノミハムシ  10/08/01
体長2.5ミリ。黄褐色だけでなく黒い個体も存在するが、これらの中間をいく色彩だ。
ショウマ  10/08/01
ハナバチヤドリキスイ  10/08/01
体長4.9ミリ。マルハナバチの巣が幼虫の住処(寄生)だという。成虫は花に来るという。
キバラヒメハムシ  10/08/01
腹が黄色なので判り易い。
裏面  10/08/01
スジコガシラハムシダマシ  10/07/31
体長9.6ミリ。国道沿いの大きな看板下(昨夜、灯火につられて飛んできた?)の砂中にて、スナゴミムシ系らしき甲虫を見つける。スナゴミムシ系と異なるのは符節下に扇状葉が備わっていることである。
ヒメコガネ  10/07/30
体色変化が多い。
ルリボシカミキリ  10/07/27
甲虫界稀に見る蛍光水色の体色も標本になるとなぜかくすんでしまう。 標本よりも写真に分があるのは色が変わらないことだとつくづく思う。今の時期、裏山に多い。
カギバラヒゲナガゾウムシの一種  10/07/26
体長3.0ミリ。保育社の甲虫図鑑4(保育社)にはヤツボシカギバラヒゲナガゾウムシとヤエヤマカギバラヒゲナガゾウムシの2種画像が載っているが、前胸の斑紋は後者にそっくりだ。ま、ありえないけど。
側面像  10/07/26
フック状の腹部端が種名の由来だと思うが、真横にしないと確認できない。
白い花  10/07/24
盛岡市浅岸。けっこう標高が高く6〜700m位か。道路わきのノリウツギ系の白い花を見て回る。
ヒメトラハナムグリ  10/07/24
背面に密生する毛が特徴で花アブのようだ。上翅の縞模様が薄いのは北日本の特徴で、南にいくほどはっきりするという。
ヒラタチビタマムシ  10/07/24
鋭く尖る三角形。
フタスジハナカミキリ  10/07/24
このハナカミキリもあまり見かけないが、標高がすこし高くなると現われる。
アオハナムグリ  10/07/24
背面に毛を欠く。
マルガタハナカミキリ  10/07/24
珍品。 全国的には普通種のようだが、峠を含め勤務施設近辺ではまったく見かけることは無い。ただ八幡平や早池峰山など標高1000mを超える白い花に来ているのを確認したことはある。
セミスジニセリンゴカミキリ?  10/07/23
他のカットでわずかに前胸を走る白いスジが見られるような・・・が間違いかも。
ムシクソハムシ  10/07/23
体長3.2ミリ。蝶や蛾の幼虫の糞にソックリで、擬態の代表としてよく取り上げられる。
側面像  10/07/23
ヒメナガエンマムシ  10/07/23
体長2.8ミリ。図鑑によると上翅第1〜4背条は完全。第5背条は基半部を欠く。尾節板の点刻は前尾節板の大点刻と同大。体長2.4〜3.0mm。本州、四国。
不明種 ミヤケヒメナガクチキ 10/07/23
体長3.5ミリ。なんとなくヒメナガクチキが近いかな?・・・フタモンヒメナガクチキ?

ミヤケヒメナガクチキとの情報をいただきました。色は褐色が普通ですが、明るい黄褐色から(黒い)こげ茶色のもの、前胸だけが明るくなるもの、エリトラに濃淡があるものなど変異が多いそうです。ありがとうございました。
頭胸部拡大  10/07/23
・・・?
ケシカミキリ  10/07/21
体長3.4ミリ。中央に帯状の斑紋が特徴だが、変化も多いという。図鑑による最短体長は、な・なんと2.3ミリなっている。
触角拡大  10/07/21
近似種との判別によく用いられるという触角の各節比。第1〜5節までを拡大してみた。
フルホンシバンムシ?  10/07/21
体長2.5ミリ。触角先端3節が極端に大きく、他の節を合せた長さよりも明らかに長いという、一部のシバンムシ科特有の特徴が見える。本でなく野外で捕れたが気になる。
側面像  10/07/21
葛根田川  10/07/18
隣町雫石町の葛根田川上流に来ている。
ムカシヤンマ  10/07/18
まったくわからないトンボ類だが、なんとなく見たことのないヤンマみたいなので一応写真に収める。帰ってから調べてこの種名と判明する。
正面像  10/07/18
目と目が離れているところが他のヤンマ類との相違点なんだって。「ムカシ」とつくだけに相当古く、原始のトンボの特徴を残しているという。
エゾヒゲナガハナノミ♀?  10/07/18
体長12.0ミリ。クリイロヒゲナガハナノミとは大きさを含め印象がだいぶ違う。別物だ。
側面  10/07/18


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