甲虫雑感録102版 


昼休みのチョッとした時間を利用た素人甲虫探し出す記です。いつもおなじ
フィールドだと、いづれネタ切れの不安もあるが、なぜか途切れることなく継続
している。次々と現れる新甲虫の不思議。大自然の深さと神秘、恵みに感謝。



ミツノゴミムシダマシ 10/08/17
体長14.0ミリ。頭部にそそり立つ3つの塔。ここまでやるのかの造形。
ふさげ 10/08/17
ゴミダマ系♂に一対の角があるのはそれほど特殊なことではないが、さらに中央にもうひとつ発達させ3個の角はあまりない。黄色い房毛は何のため?。10/08/02のヒメツノゴミムシダマシ♀とした個体だが、このミツノゴミムシダマシの♀のような気がする。
側面像 10/08/17
ムナグロツヤハムシ 10/08/17
+露出補正を覚える。最近、白バックが多いのはそのせいだ。デジカメにそんな機能はついていないのだがシャッター半押しでピントだけでなく露出もロックされるのをうまく利用する。
ホソカミキリ 10/08/15
触角の生え始める位置がカミキリ科とは異なる。
ツマグロヒメコメツキモドキ 10/08/15
体長8.8ミリ。ススキと関係が深いようです。また盛夏に現われることが多いという。
側面像 10/08/15
広大な草原 10/08/13
また10/07/11の草原にきた。昨晩の土砂降りの雨は道路を破壊してここまで来るのは大変だった。
キオビナガカッコウムシ 10/08/13
体長9.1ミリ。 09/07/23、 08/08/27、と毎年登場する。枯れ木にいるというが、草木のビーティングでも結構落ちてくる。
ヒメコガネ 10/08/13
あまり見かけないが瑠璃色のヒメコガネもいる。ところで北海道から九州にまで生息するという、コガネムシ(Mimela splendens)を見たことが無いのは何故なのだろうか?
アケビコノハの幼虫 10/08/12
目玉模様のある蛾の幼虫として有名だ。さらに体全体で演技をし、目玉模様を効果的に見せる漫画チックな形に変身するのは驚くばかり。
不明種 10/08/13
体長約3ミリ。前胸と小楯板が一体化したような不思議な形。前胸にはめ込まれたような突出しない頭部。
裏面 10/08/13
球桿部のない一般的なハムシ型の触角。尻部に見える凹みも、この種独特の特徴か。
クビボソハムシ亜科 10/08/13
体長3.0ミリ。アワクビボソハムシあたりが近いか?。ルリ色光沢を持たない黒い上翅。
クリシギゾウムシ♂ 10/08/13
クリの葉を叩くとたくさん落ちてくる。クリにつくシギゾウムシだからクリシギゾウムシとは簡略しすぎか?。
クリシギゾウムシ♀ 10/08/13
シギゾウムシの口吻は♀のほうが長い。そうか!口吻がとどくイガクリのまだ小粒な時期に産卵すればいいのかと感心するが、クリ側の針は何に対する防御なのか分からなくなる。
入道雲 10/08/10
モノクロの理由は赤外線画像だから。勤務施設の屋根の色は淡紫色で白い砂浜に見えないこともないか。
チャイロニセクビボソムシ 10/08/10
体長2.5ミリ。頭部は前胸下に折れて隠れている態勢でいることが多いようだ。
触角拡大 10/08/10
触角第2、3節が他節に比べ明らかに短小なのがニセクビボソムシ属の特徴。
コルリアトキリゴミムシ 10/08/10
夜、佐々木商店の自販機にて。灯りに飛んでくる小昆虫を狙っていたのだろう。10/07/15のコルリアトキリゴミムシは青光沢だったが、この個体の色は緑色と微妙に違っている。
ヨツモンチビカッコウムシ 10/08/09
体長3.4ミリ。たしか前にも載せたことがあった筈と検索するが出てこない。原因はヨツモンチビカッコウと「ムシ」を省略して書いていたためだった。甲虫雑感録81版を参照。
樹海ライン 10/08/07
昨日の最高気温も35.8℃(盛岡)と、猛暑日を記録した。さすがに峠位の高度じゃ物足りないと、さらに高高度を目指した。アブのいない高高度を。
ヤツボシハナカミキリ 10/08/07
道路脇のシシウドの花から。このハナカミキリは春にたくさん現われ珍しくもないが、この時期に見られるのは貴重か?。また、豊富な斑紋の変異で知られるが、図鑑にあるこの基本パターンはなかなか出会えない?
ヒメアシナガコガネ 10/08/07
道路脇のシシウドの花から。クリの花などで大量に見られ珍しくもないが、紫黒い個体はあまり見られないかも。
ヤマナラシハムシ  10/08/07
体長5.2ミリ。盛岡市内の河川敷で越冬中の集団個体を見つけたことはあった(10/04/18)が、なぜか活動中を見たことがなかった。こんな高いところにいたのか。
体色変化  10/08/07
イモサルハムシみたいな他のハムシ同様、体色変化に富むようだ。他に金色(黄)も確認できた。
体色変化  10/08/07
体色変化(黄)。
食相?  10/08/07
食痕で確認したわけではないが、この葉からたくさん落ちてきた。隣のヤナギからも採れたのでただ止まっていただけかもしれない。
猛暑日1  10/08/05
35.5℃と、この日盛岡で猛暑日を記録した。さすがの峠でも暑かった・・・が、それより普段と異なる黄色いアブが現われ、しつこくまとわりつき採集どころではなかった。チクッとかじられる痛みはそれほどでもないが、その後の痛痒さは数日間続く。たくさんかじられた。
高圧電線下の茶色帯  10/08/04
峠を走る高圧線下の下草刈り。今回の規模は大きく高さ2〜3mに伸びた低木にまで及んだ。これまで何かしらの成果の有った峠詣でも今日はボウズだった。
裏山廃木置き場  10/08/02
昼休みの時間がそれほど取れないときは、サンダルで裏山にフラッと行ってみる。峠と異なり暑い。
ヒメツノゴミムシダマシ♀  10/08/02
体長14.6ミリ。これだけ大きいと通常の拡大レンズを外して撮らないと全体像は入らない。
頭部拡大  10/08/02
♂ほどではないが頭部前角が少し張り出し四角形を呈する。
頭部拡大  10/08/02
上↑個体より小柄な♀。頭部前角が張り出さず丸い形だ。
頭部拡大  10/08/02
これまた別の♀個体。複眼上の隆起が半円錐状に盛り上がる点や、前胸の形が異なるなど、別種と思われる。
ヒメツノゴミムシダマシ♂ 
比較用に過去画像から取り出した。
♂角 
角の形状が判りやすい横やや前上から。
ムツボシタマムシ  10/08/02
体長8.5ミリ。各種の広葉樹の枯れ木、或いは一部の針葉樹の枯れ木に集まるという。
側面像  10/08/02
ムツボシタマムシ裏面  10/08/02
タマムシ類は体の隅々まで金属光沢に覆われ、まるで金属で作ったミニチュアのようだ。♂の腹端は三角形の深い切込みがあり、♀は2小歯の間で裁断状か軽く2波曲する。
アカバデオキノコムシ  10/08/02
体長4.2ミリ。


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