●コゲチャホソクチボソゾウムシ
10/11/17 体長2.0ミリ。保育社の図鑑よりも月刊むしゾウムシ特集号(No.443)に詳しく載っている。食相は主にイヌシデだが、他にアカシデ、エノキ、ケヤキにつくこともある。冬季この樹の落ち葉下を土ふるいにかけると採れるとある。 |
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アカアシノミゾウムシ1
10/11/17 体長3.2ミリ。ケヤキ樹皮下の常連と思っていたがこれまで発見できなかった。この地域にはあまりいないのか、下の画像を含む2個体だけしか得られていない。 |
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10/11/17 脚の赤いのが第一印象。 |
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アカアシノミゾウムシ2
10/11/17 体色変化は全体黒色のものと赤褐色のもの以外にこのように肢のみ赤褐色のものなどいろいろなパターンがある。 |
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側面像
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ノミゾウムシの一種
09/05/-- 体長2.7ミリ。昨年5月の画像で、アカアシノミゾウムシかなと考えていたが、並べてみると、なんか違う。あえて言えば肢のボリュームが違うのかなぁ。 |
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側面像
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ワシバナヒラタキクイゾウムシ?
10/11/17 体長4.7ミリ。枯れづるの樹皮から手足のとれた乾燥死亡個体が落ちてきた。前胸に縦溝があるゾウムシとしてはこの種が浮ぶが、溝の感じがなんか異なる気もする。比較画像↓よりも平たいので、もしかするとこちらがほんもののワシバナヒラタキクイゾウだったりして。 |
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●前胸拡大
明らかに周囲より大きい点刻が平滑帯をまばらに囲む。 |
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ワシバナヒラタキクイゾウムシ
07/06/-- 比較用として過去に掲載した画像を並べてみた。 |
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●マルムネタマキノコムシ?
10/11/11 体長1.5ミリ。触角第7、8節が同じ大きさ・・つまり球桿部が触角9〜11節の端3節からなると理解してこの種とした。図鑑による他のAgathidium属は球桿がなだらかに収束する(7<8節)ようだ。 |
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●丸まり
上と同じ個体だが丸まると1.1ミリ。 |
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体長4.8ミリ。ケヤキ樹皮表面を歩くクビボソムシに似た甲虫がいる。ケヤキ樹皮剥がしで越冬中のクビボソムシは珍しくも無いが、どこか異なる気がして捕獲した。肩が赤いからミヤケヒメクチキあたりか?いや、短い触角がちがう。頭胸部はホソキカワムシ科カタアカジョウカイモドキに似てなくも無いがピッタリ一致とはいえない。う〜ん分からない。 |
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●触角拡大
第3節が他節より長大な触角。 ヒラテナガクチキと判明。ナガクチキと名が付いているが、やはりナガクチキ科には見られない触角の特徴からクビナガムシ科に鞍替えとなったのだろう。 |
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ケヤキ自然林
10/11/04 厳冬期に突入する前の駆け込みでケヤキ自然林に向かう。 |
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コマダラコキノコムシ
10/11/04 ケヤキ樹皮下で越冬体制に入ったコキノコムシ。斑紋変化の2個体が得られた。 |
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コマダラコキノコムシ
10/11/04 ヒゲブトコキノコムシは球桿部が8節で、コマダラコキノコムシは5節という。 |
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●カクホソカタムシ科
10/11/04 体長1.9ミリ。真四角い前胸が特徴の科で、前胸側縁が明らかに後方に狭まることからアシブトカクホソカタムシかカクホソカタムシのどちらかと思われる。 |
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●カクホソカタムシ?
↑上と同じ個体。両者の違いは脛節のボリュームと前胸の点刻の粗さというが、どちらか判断できないでいる。 |
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●ナミモンコキノコムシ
10/11/02 体長3.0ミリ。最後尾ラインを除く斑紋の消失傾向が顕著だというが、この個体は波紋が消えないで残っている。 |
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↑同種の過去画像
06/07/12 斑紋変化の比較用に用意した。上翅後部の波型紋は普変だが上部のうすいプチプチ紋は変異が多くまったく見えなくなることもある。 |
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クロモンキスイ
10/11/02 けっして集団でいたわけではなく、それぞれケヤキ樹皮下から単独で捕らえたものだが、収納ケースの空きが無くなったので1ヶ所に集めた時のもの。 |
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●クロモンキスイ
10/11/02 体長2.1ミリ。キスイムシ科において紋のある種はこの種とノコバキスイくらいでそれほど多くなく、後者は本州に産しないこともあり、必然的にクロモンキスイということになる?。斑紋変化が大きく上翅の4隅に褐色斑を残すのみの個体も存在するというが↑上の集合をみるとそれほどでもないような。 |
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●↑前胸拡大
キスイムシ科Cryptophagus属は前胸背板前角が肥厚し、斜めに切断状か杯状となるという。また、この属の前胸側縁には突起があり、種に応じて突起の位置と大きさが変化する。クロモンキスイの場合前胸側縁中央やや後方に位置し、ノコバキスイでは突起が消失する。 |
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ケヤキの森
10/11/02 ここ1週間は天候が悪く外出できない期間が続いたが、久しぶりの晴。昨冬にケヤキの樹皮はがしをしたケヤキの自然林にいってみる。 |
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●ミジンムシ科
10/11/02 体長1.8ミリ。この科は体長が0.7〜2.5ミリと微細な甲虫群で、多くの場合頭部は前胸の下に隠れる。 ミジンムシ科の触角の節数は属によって異なり9〜11節・・・えっ!甲虫の触角の節数は形以上に科を分ける重要なポイントだと思い込んでいたが。 |
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●マエキミジンムシ?
10/11/02 この種名としたのは前胸の前、側方が狭く淡色(透明)になることで簡単に他種と区別できると図鑑に記述されているからで、更に触角球桿部の形も説明に近い。 |
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●腹部尾節板
10/11/02 これら3画像は別々の個体だが、すべて同種(マエキミジンムシ?)だと思う。幅広い体型と腹部尾節板が露出する。 |
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●ベニモンアシナガヒメハナムシ
10/11/02 体長2.2ミリ。ケヤキの樹皮下から。ヒメハナムシ科は強い光沢を放つ。 |
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フタホシヒメハナムシ
08/04/25 体長1.8ミリ。過去に掲載したオオカメノキの花から得られたヒメハナムシ科。 |
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ベニモンアシナガヒメハナムシ?
10/11/02 比較用に同一拡大率にした今回のヒメハナムシ。頭幅とか触角が違うようにも見える。フタホシヒメハナムシとした過去粗画像を探し出し、さらに検討したい。 |
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●側面像
10/11/02 ・・・。 |
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黄色アリヅカムシ
10/11/02 Or25mmレンズでは限界の拡大率だがレンズ比較用として登場(下画像と同一個体)。ハネカクシは属が異なっても同形が多く紛らわしいが、アリヅカムシはなんとなく1属1種が多いようなイメージがあり面白い対象だと思う。 |
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●黄色アリヅカムシ
10/11/02 体長1.9ミリ。意外にもケヤキ樹皮下から得られた。下画像アリヅカムシ2種とは前胸の形が異なるのと体色が明らかに違うので別種だと思う。拡大レンズの絞り孔を絞りすぎなのか触角周りの微毛が背景に溶けてよく見えないので、解像力としては↑上画像と変わらない。 |
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●ナガヒゲブトコメツキ
10/11/02 体長2.9ミリ。細長い体格はコメツキダマシに酷似するが、球桿部のある触角がなんとなく他科であることをアピールしている。【ヒゲブトコメツキ科】といえば今年、京都で国内4例目?となるキボシヒゲブトコメツキが捕らえられたと話題となったが、この種とも、とても同科とは思えない違いすぎる触角をしている。今は研究者の目が向いていないだけでいずれ分離するんだろうな。 |
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●チビタマムシ
10/10/25 体長4.2ミリ。これも拡大レンズの絞り環の効果を確かめるための試写。チビタマムシも体長が4〜5ミリあると大きく感じる。大量に捕れる甲虫だと逃げられても構わないので大胆な構図ができる。 |
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拡大レンズ
天体望遠鏡アイピース Or25mmを小甲虫の拡大レンズとして使い数年たつが、昨年から更なる拡大のできる Or12.5mmも加え撮影している。(●印の画像) しかし、ピントの合う範囲がすこぶる狭く、触角だけとか、部分を限定する撮影しかできなかった。そこで絞り環で被写界深度の緩和を計ることにするが、絞りすぎると画像の低下を招くし、微妙な調整を繰り返している。レンズ構成は3枚張り合わせのレンズと単レンズからなる2群4枚で、第一面が平面の変形アッベ型オルソスコピックであることが判る。 |