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虫探し再開
11/02/25
この時期、虫探しといってもケヤキ樹皮剥がししか思い浮かばない。敷地内にあるケヤキでさえ到達するのに「かんじき」は必要で、迷ったが買った。
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●ムナボソヒメマキムシ?
11/02/25
ケヤキ樹皮下にて。体長1.9ミリ。過去にヒメマキムシとして記載した↓の画像とは複眼後頭部の形、触角の長さなどが異なってるようにも見える。前胸部が少しくびれる形からムナボソとするのは強引か?
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●ヒメマキムシ
比較用の過去画像(10/04/20)。
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冬眠
10/12/27
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ケヤキ
10/12/06
ケヤキ樹皮下だけで、ここまで引っ張れるとは思わなかった。越冬に入った甲虫でも起して撮るわけで、小ケースに入れて撮る方法はケヤキ樹皮下と合っているのかも。
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●ホソヒラタキスイ? マルムネホソヒラタムシ
10/12/06
体長2.2ミリ。昨シーズンに不明種として記載したヤツ。やはりケヤキ樹皮下に大量にいる。日本産ヒラタムシ上科図説 第2巻(昆虫文献六本脚)が発刊になったけどこれに載っているかな?ホソヒラタムシ科が含まれるようだし買おうかな。
後日、この図説を手に入れ「マルムネホソヒラタムシ」と判明。これまでホソヒラタキスイの名で呼ばれていたがキスイムシ科と混同されやすいので前者の和名を提唱している。
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●不明種 ウスチャケシマキムシ
10/12/06
体長1.4ミリ。上↑の種にしては前胸が長くなく丸いので別種かなと手に取る。前胸に浅い陥凹があり10/03/31にウスチャケシマキムシとした種と同一かも。
雑甲虫専門の著名な方に同定をお願いし判明しました。ありがとうございます。
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●不明種 サカグチケシマキムシ
10/12/06
体長1.6ミリ。上の画像とは前胸側縁の刺など細かいとこが異なり、別の不明種のようだ。複眼が異様にでかい。
これも標本同定をお願いしたところ、Melanophthalma (Melanophthalma) sakagutii Johnson, 1976 サカグチケシマキムシかと思います。とのことでした。
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側面像
巨大な複眼が特徴。
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アカアシノミゾウムシ
10/12/06
体長3.2ミリ。脚の赤くないアカアシノミゾウムシ。触角と府節は赤褐色。
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アカアシノミゾウムシ
10/12/06
前にあまりいないと書いたが撤回。頭胸部だけが黒い個体。
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積雪
10/11/29
とうとうモノトーンの世界がやってきたようで・・・。
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黒いヒメテントウ
10/11/26
集めた越冬中の黒いヒメテントウを室温に置くと活発に走り回る。そのとき触角の違いをチェックし、新甲虫を抽出するヒントにする。で、テントウムシ科ならほとんど短い触角で目立たないが、長い触角なら他の甲虫である可能性が高い。
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●黒いヒメテントウ
10/11/26
体長1.5ミリ。そもそも黒いヒメテントウの正体がわからない。
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●クロツヤテントウ
10/11/26
かつて不明種としていた甲虫がまたひとつ解明された。球桿のある触角はテントウムシ科ではないと勝手に思い込み迷宮入りしていたやつだ。体長1.9ミリ。強光沢の黒い体に赤い顔。バターナイフ状とは奇異な触角先端だ。
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●ムツボシテントウ
触角だけならこの種もテントウらしくない球桿がある。
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●コガタマツシバンムシ(1)
10/11/26
静止状態では頭部が前胸の下に折れ隠れる。
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●コガタマツシバンムシ(2)
10/11/26
体長3.0ミリ。歩くときは頭を起し触角を張り出す。過去画像(09/05/15)の不明種と同一だ。
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●コガタマツシバンムシ(3)
10/11/26
マツシバンムシ属の特徴は複眼が大きく突出する。複眼は完全な球体ではなく歪な形だ。
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●コガタマツシバンムシ(4)
10/11/26
符節第5節(爪節)が短い。
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シロホシテントウ
10/11/25
「雪が積もったら終了だろうなぁ」と呟きながらケヤキの森にやってきた。晴れて日中は10℃位になるが、今朝の最低気温は−2.3℃(盛岡)だった。急坂にあるケヤキの巨木の根元をシロホシテントウが歩いている。直射日光を浴びて暖かいのか次から次と確認できる。5匹、6匹・・・・・10匹、20匹、・・・100匹、200匹・・・な、なんだこの集団は!
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甲虫採集の新アイデア
10/11/24
ケヤキの樹皮下にはたくさんの黒いヒメテントウが越冬のため張り付いている。これまで見向きもしなかったこのヒメテントウを利用したアイデアを思いつく。それは雑魚と判っていてもこのヒメテントウをとにかく集めるのだ。20匹、30匹、40匹、50匹、100匹と集めると紛れ込んでいたヒメテントウに似た甲虫も一緒に採れるというわけ。無駄と思われるかも知れないが、時間のない採集には結構有効な手段だ。
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●不明種 マルテントウダマシの仲間
10/11/24
黒いヒメクロテントウを集めた集団から抽出した甲虫シリーズ。体長1.5ミリ。科の見当もつかず、まったくお手上げ状態だ。微毛に覆われた上翅にはやんわりとフタスジの褐色帯が走る。
今はテントウダマシ科に所属とのことです。ヒラタムシ上科の専門の方からご連絡をいただきました。ありがとうございます。
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●↑やや前から
10/11/24
少し角度を変えるだけで触角の形が変わる。う〜ん記憶に無い形だ。
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●ヒメハナムシ科の一種
10/11/24
黒いヒメクロテントウを集めた集団から抽出した甲虫シリーズ。ヒメハナムシの強い光沢は周囲の風景をも映す。
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●↑やや前方、触角最大位?
10/11/24
ヒメハナムシ科の属の検索表に「触角先端節は洋ナシ形」という項目があり、この形を指しているのかも。ま、検索表の途中を省いているので種の特定には結びつかないが。
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●アトホシヒメテントウ
10/11/24
ケースに入れた集団をルーペでのぞくだけで、肉眼では確認できなかった斑点が現れることもある。
体長2.3ミリ。ホソヒメテントウ属だけあってやや細長い体型。
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●アトホシヒメテントウ
10/11/24
斑紋の大きさは個体によって異なるようだ。斑紋の類似しているフタホシテントウ(2.0〜3.1mm)との違いは上翅背面の微毛の有無。
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●ベニモンツヤミジンムシ
10/11/24
体長1.6ミリ。ムネアカミジンムシなんてあったっけ?と思うほどインパクトのある赤い前胸と黒い上翅のコントラスト。(青色は空の反射です)。よく見ると消失することはないという赤紋帯がわずかに残っている。
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