甲虫雑感録70版 


昼休みのチョッとした時間を利用た素人甲虫探し出す記です。いつもおなじ
フィールドだと、いづれネタ切れの不安もあるが、なぜか途切れることなく継続
している。次々と現れる新甲虫の不思議。大自然の深さと神秘、恵みに感謝。



シロテンハナムグリ  08/06/11
切り株の樹液がいよいよ枯れそうだ。湿っているところが残り少なく水分の供給はすでに途絶えている模様。
クロエンマムシ  08/06/11
体長約8ミリ。これも枯れかけた切り株の樹液にて大型のエンマムシが歩いていた。第4背条がわずかに基部にとどかないことからクロエンマムシとした。
キスジナガクチキ  08/06/10
体長約12ミリ。黄色のスジがない全身黒化型も存在するという。
アカモンホソアリモドキ  08/06/09
体長約3.5ミリ。四角の頭部、黄褐色の前胸、連結しない四黄紋の上翅。倒木上をパワフルに走り回る。
アリヅカムシの一種  08/06/09
体長約2.5ミリ。半分土中に埋もれた木肌の滑らかな樹木の上を歩いていた。クモとは明らかに違う歩き方が発見の直接要因。触角の形状からスベマルムネアリヅカムシかマルムネアリヅカムシのどちらかと思うが。
魅力的な採集地  08/06/08
昨年10月17日の集中豪雨の被害が甚大で峠を越える県道がなかなか開通しない。大きく繋地区を迂回するコースとなるとやはり休日を使わないと到達できない距離である。
不明種  08/06/06
体長約4ミリ。前胸背板に深くえぐれる横溝があるのでハムシ科か?。過去画像に同種と思われる甲虫が写っており、欠けている触角の参考までにする・・ん!褐色の上翅もあるとすれば06/05/18に記載済みの奴ということになる。
クロホソナガクチキ  08/06/06
体長約9ミリ。前胸屈曲部に顕著な顆粒があり、ザラザラした質感。口ひげの末端節はナイフ状に長く伸びる。触角の末端節は第10節と同じ長さ。
ビロウドホソナガクチキ  08/06/03
お蔵入り画像だったが、比較のため復活登場。 体長約7ミリ。前胸背板に顕著な顆粒がない。口ひげの末端節は親指形。触角の末端節は第10節の2倍の長さ。
裏山  08/06/05
風が強いため急遽手軽な裏山を選ぶ。石段ならぬホダ木様の階段は朽ちるのもはやく2〜3年しかもたないが、貴重な朽木系甲虫の生息元にもなっている?。
アオハムシダマシ  08/06/05
グリーンメタリックを纏(まと)う美麗種だが数が異常に多い。逃げられても惜しくない甲虫だからこそ生態撮影ができる。
ムネアカナガクチキ  08/06/05
全身像はいつもの光学系では収まらないほど巨大でルーペを外して撮った。ケースの内径から割り出すと体長16〜17ミリほどか。腹部はほとんど黒いが尾節だけは前胸とおなじオレンジ色。図鑑の解説には口ひげの先端節がナイフ状とあるが・・・。
キンケトラカミキリ  08/06/04
体長約10ミリ。蕗(フキ)の葉上にて発見する。通常はケヤキの伐採木に集まるといわれる。
樹液  08/06/03
いつもの樹液の存在する場所は、実は職員駐車場の近くにある。だから連日観察できるんですねーぇ。でも不思議なことに伐採してからもう1月半にもなるが・・・なぜ涸れない。
本日の樹液  08/06/03
上の画像からの続き。今日もサビハネカクシ、クワガタとこれまで見られなかった新たな甲虫が訪れている。コナラやミズナラ以外の樹液でもクワガタが来るとは新発見。
山階段  08/06/03
樹液の切り株からさらに裏山を登ってみる。山階段に使われる小丸太はアカマツやコナラで、1年もするとそこにキノコが生えてくる。
フチグロヤツボシカミキリ  08/06/03
体長約13ミリ。ホウノキという大きな葉が特徴の樹木がホストだというが雑草にて。
不明種  08/06/03
体長約4ミリ。2年前にも不明種として紹介している。上翅は微毛に覆われているようで光沢は無い。
側面像  08/06/03
上記不明種の側面。


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